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【トップ固定】 ★今後の出演情報★

内容update:2020/05/30
更新滞っていてすみません!ぜひお越しください!

2020/06/07 水戸    吠えたぬ#25 中止
2020/06/14 茨城    ぱるぱる寄席 中止
2020/07/04   茨城    我やが家寄席 中止
2020/07/05 新宿    落語アナーキーインザ新宿Raitshi[ライチ]Vol.6 中止
2020/07/19 未定    上方落語大作戦 中止
2020/09/05 西日暮里  微女と珍獣の会#1
2020/09/06 両国    微女と珍獣の会#2
2020/10/11 千葉    守永寺
2020/11/29 栄     やせがえるの会

思った以上のことを

きのうは出身落研である関西大学落語大学60周年記念寄席「還レ喜の会」でした。
演者の持ち時間は12分。持ちネタの屈指の少なさを誇る私としては、かつて大会用に縮めたネタいくつかしか選択肢がなく、「まあこの辺か…」という漠然とした選び方で小佐田定雄先生作「遺言」。
大会用に、雀のお松と川口の兄貴をバッサリカットし、住吉のおやっさんだけにフォーカスしたバージョン。てか、もうこれしかできません。
遺言は落語大学でもお馴染みのネタですが、大会用に随分ネタを改変したので、まあ飽きずに聴いてもらえるのではなかろうか、という邪心もあり。
一回生のとき四回生の雀九さんが「すねかじり寄席」でやってはったのが面白くてやったのが当初のきっかけ、って話を前に来舞さんにしたら「雀九はワシの観てやりよったんや」…道を辿るといつもこの方が出てくるんですよね。そんな方と今も一緒に落語やらせてもらえるのはありがたいことです。
今回特になにかいじったわけではないですが、翌日が敬老の日なので、おじいさんの首を締めるシーンでそれ絡みのセリフを足したら、一番の盛り上がりシーンで怒鳴ってるとこで、しかも割と噛んだので何言ってるのか自分でもよく分からなかった。余計なことせんといたらよかった。すんません。それ以外はまあ何とかなったかなという感じ。
もうちょい小さいハコなら空気も読めるけど、キャパが300あって天井も高く客電も暗いしで、空気感は共有しづらかったので、声を遠くに飛ばして引き摺り込む事ばかり考えてる間に終わった感じでした。


終わってから色んな方にいろんな言い方で褒めてもらえてありがたかった。落語から離れてるOBも多いので、未だに落語に向かい合ってる事自体の驚きもあるんちゃうかなと思った。「来て欲しいツッコミが来ら感じ」みたいなことを複数の方から言ってもらえて有り難かったが、これは一歩間違うと予定調和で終わるやり方をしている訳で、それをそればかりではなく一部では裏切って、お客さんが思った以上のことも仕掛けていかないと生き残れないぞとも思った。予定調和によるダレはマイナスだけど、かたや枝雀言うところの「期待の笑い」は落語に厳然としてある。その似て非なる二つの間に何が横たわっているのかは、正直よくわからない。


長々と結論の出ない事を書いてしまったが、現役当時は鳴かず飛ばずの泡沫演者だった僕が、OBとして記念公演に名を連ねさせてもらってるのはありがたい事です。機会をくださって本当にありがとうございました。準備や当日の運営に尽力してくださった沢山の皆さん、当日共演くださったみなさんに深く深く感謝申し上げます。

はてなの茶碗に関するはてな

(長文、ネタバレあり)名古屋に戻って、初めてのネタ卸となった。3か月で仕上げるには荷が重すぎる取り組みだったが、なんとかかんとかリリースにこぎつけることができた。しかしこのネタはやればやるほど、落語的な良さが多いネタだと実感できる。


毎回ネタ選びにはほんと迷う、というか「やりたい!」という衝動が伴う出会いがなかなかない(逆に言うとそうならなかったらやらない)のだが、今回のきっかけは、電車で枝雀の音源を聴いて不覚にも泣いたこと。主人公の油屋さんを通じて描かれる「どうもうまくいかない人」への共感。客観的かつ冷静に考えたらまだ判断がつかない事柄に対して、『これはきっとうまくいくに違いない』と熱くなる」プロセスが、これまでの自分の来し方とシンクロする部分も多々あった。たぬき連をはじめとした社会人落語の活動は、活動内容も人間関係の広がり方も、オトナの趣味としては極上で、とても楽しくやれている、と言ってしまえばそれまでだが、書くに書けないクソみたいなこともいろいろあったし、ゲロを頭からかぶるような思いもした。仕事に至ってはもう、ほんと上手くいきましたわー!本でも書こうか本当に!!…とか思ったことは一度もなくて(笑←笑えない)、いろいろ試行錯誤してる間に、あっという間にお江戸在住が終わってしまった感がある。今回のような、うまくいっていない人がそれでも、一縷の望みを得て爆走する噺を聞くと、そうそう、そんな風にしゃかりきになるときあるよな、と共感してしまうのは私だけじゃないはずだ。通奏低音としての、人生への疲労感。「うまく行ってる人ばっかりだったら、この世に演歌なんて要らなかっただろう」ていうマンガ「俺節」の名台詞もフラッシュバックする。


とまあ、ほぼ油屋さんへのシンパシーがきっかけでネタを覚え始めたのだが、立ちはだかる壁がいくつも存在した。まず、京都人の描き方がわからない。総じて揶揄ともとれる京都人描写がけっこうあるのだが、あんまりどぎつくやっても逆効果だし、かといって茶金さんを単なるええ人で描いてしまうと、京都人特有の抜け目の無さみたいなものが描けないんちゃうやろか?とか考えて、「表面的には」ええ人、という商売人のビジネスマインドが描けないかなと試行錯誤した。なんせ、この茶金という人は、茶碗を3両で買っただけで、それ以外一切出資はしていないのだ。なんだかなあ。イラっとするぜ。500両の使い道も、口ではああいってるが、実際のとこはよく分からない。口が上手いやつは腐るほど見てきたので、正直茶金さんはいまだに信用できない(笑)。
それに、そもそも京都弁が全く話せてないので、正直、京都弁の監修や矯正は一切できておらず、インチキ抑揚でごまかした。
それとこのネタには「ご縁」がらみの、そういうのが好きな人が多そうなパワーワード&フレーズが繰り返し出てくるのだが、この演出はくどくてあまり好きではないので、自分としてはあっさりやった。
そして、これはネタ関係ないけど時間のやりくり。朝は朝の手伝いをしながらブツブツ。夜は家事の手伝いとかすべて終わるのがだいたい9時半なので、そこからカラオケボックス行ってネタ繰り。寄席前は1週間連続で詰めた。病気して以来、とにかく体力がなくて、夜なべができないのもつらい。
とまあ、しんどいことが多かったのだが、それを補って余りあるのはこのネタ自体のすばらしさ。プロットの基本線は「なんでも鑑定団」の番組コンセプト、つまり「お宝やと思ってた品が、目利きの人に見せたら値段がついたりつかなかったりするジェットコースター感」が基本トーンとなっていて、プラス油屋さんの自身の来し方を前提とした爆走、一筋縄ではいかない京都の古道具屋とのやりとり、茶金さんの商人としての器のデカさ、ただの安茶碗が千両の値打ちものに化けるプロセスなど、聴きどころ満載なのだが、このネタの僕の一番好きなところは、単なるええ話、大きい話で終わらない、いかにも落語的な含みのある、ある意味放り投げたところもある結末部分にある。せっかく大金を得たのに又、水の漏る水瓶を仕入れてきた。ただ、この事実だけを提示してこのネタは終わる。この水瓶を仕入れるのにいくら使ったのか、またいくらで売れたのか、茶金さんはどういう反応を示したのか、一切語られることなく、その余韻は聴く側に委ねられたまま終わる。聞いている側の心象風景が、たぶんいろいろ違うだろうなと思うし、子供でも分かる単純さがあり、加えてオトナになったらもっといろいろ聞く側が加味できて、より面白く受け取れる余白もある。落語は見立ての芸というが、この噺はオチの意味の見立てすら、客の解釈に委ねてくるのである。こういった広がりの大きさが、すごく落語的な醍醐味があるなと演っていて思った。
次はなにをやろうかな。死なずに済んで1年近く経ったが、次があるってのはいい。

03/31のツイートまとめ

mamenov

ワシ「(新聞見ながら)ChatGPTの規制ってどないなんねやろな」嫁はん「ChatGPTに聞きゃいいじゃん」ワシ「」
03-31 08:19

03/30のツイートまとめ

mamenov

昔のツイートが出てきてしんみりしてる https://t.co/BdNRYHc1RN
03-30 23:23

03/28のツイートまとめ

mamenov

こんなに早くから自分のリソースが払底すると思ってなかったし、環境も激変したので、リズム掴まないとなー。
03-28 08:20

ヤバイなー。マジで時間が足らん。言い換えると夜、片付けた後は風呂入るくらいしかやる気が起こらんので、朝の作業中と歩いてるときくらいしか、ネタを思い出す気力が出てこない。間に合うのか俺?と思ってたら更に上積みになった。鉄板ネタでお茶濁し続けるのは限界。本腰入れな。
03-28 08:17

03/27のツイートまとめ

mamenov

エクスプローラのクイックアクセスの数が足らなくなった。調べたらレジストリエディタでいじると増やせた。嬉しい。
03-27 18:03

池田でやった「ごりん廻し」というネタを思い出すと、真っ先に脳裏に浮かぶのは、シャワーヘッドを引っ掛ける浴室の壁のフック。なぜか毎晩毎晩、風呂でフックを見ながらネタを繰っていた。コロナで軒並み高座が潰れ、ネタおろしは予選本番。なのであのネタの光景はシャワーのフックなのだった。
03-27 14:50

今週のオープニングhttps://t.co/JpmGB3qukx
03-27 08:17

03/26のツイートまとめ

mamenov

お客様にふきのとう頂いた。どうやって食べようか。 https://t.co/TYgkjVzFfs
03-26 22:54

あー。ええ具合に酔うた。
03-26 21:22

03/25のツイートまとめ

mamenov

始まりましたー!もうすぐ出番!マクラ!マクラは! https://t.co/BHE8s1lywU
03-25 14:09

今日明日高座。マクラどないしよかな。 https://t.co/PJsQzBGYwE
03-25 10:12

03/24のツイートまとめ

mamenov

奉祝!! https://t.co/I18Ro8esB8
03-24 22:52

温くなってきたので下着を薄手のものに替えたら妙にスースーするので、電車の中でひとり「い…いやっ…!!」と背徳感に身をよじっている。春ですなー!(急に大声かつカメラ目線)
03-24 08:26