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仏に眼を入れるには
2007/02/28(Wed)
grammy nominees というCDを聴きながら、
このブログを書いております。

要は、グラミー賞のノミネート曲ばかりを収録してあるコンピ盤で、
こういったCDは、知らないミュージシャンに出会えるので、ちょいちょい手にする。
最新の楽曲を聴きながら、今日書いてみたいのは、
個別のミュージシャンについて、ではなく、
昨今の音楽の、レコーディング・テクニックの凄さについて、である。

映画でも、CGや、デジタル加工が当たり前になったが、
音楽でも、ここ5年くらいだろうか?もっとだろうか?
アレンジというか、最終の音源になる前の、磨きのかけ方が半端ではない。
専門的なことはぜんっぜん分からないが、デジタル機器が進化してるんであろう、
近田春夫先生も書いてたが、おしなべて、減点するところが見当たらない。
ものすごく耳ざわりがいいサウンドが目白押しだ。
なんだか、ケチがつけにくいのである。

ただ、ケチがつかないと、それはイコール、良い楽曲だ、と簡単にいかないのが
音楽の奥の深いところであって、ヘタをすると、ただ単に
ひっかかりのない楽曲と成り下がり、聞き捨てられ、消費されてしまう。
ミュージシャンが増えた分、この「消費され率」もかなりのもので、
現代は、ミュージシャンにとっては、必ずしも良い時代とは言い難い。
「神は細部に宿る」というが、細部にこだわり過ぎた結果、神を追い出しかねない。
(もともと魂が宿っていない場合は、昔も今も論外だが)

話がそれてしまったが、アレンジとか、サウンド・コンポージングの
進化は、じっさい、悪い話ばかりではなく、うおーやりよるなあ、と
関心するときも少なくない。

たとえば、ipodのコマーシャルでも流れていた
JETの [ Are you gonna be my girl ] 。
この曲は、
演奏のみ→ボーカルのみ→演奏のみ(×くりかえし)→演奏+ボーカル、
という具合に進行する。

 (「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」と一緒ですな)

要は、ボーカルのみの時は、バンドマンはしばし、演奏を止めているのだが、
(これは絶対に意図的だと思うのだが)、ギターアンプの「ヴー・・・・・」という
低いうなり音が、底のほうで聞こえる。
この、アンプのノイズを意図的に、リスナーに聞かせることによって、
次の瞬間始まる、演奏のドライブ感への期待を、倍加させるのである。

これが、たまたまなのであれば、単に幸福な偶然だが、
もし本当に、意図的にやっているとすれば、このレコーディング・エンジニアには
最大限の拍手を送りたい。
音楽の、生々しさ、ライブ感を加速するエンジニア。プロの仕事だ。

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