インプットリスト
2009/10/28(Wed)
【本】

宮藤官九郎「妄想中学ただいま放課後」

 クドカンが、中学の理想の自分のクラスを作るというコンセプトで集めた
有名人の個別対談集。中学時代のクドカンが言ってた、
「今日の俺はきのうより面白くないといけない」は座右の銘にしたい。
(もっとほかのこと頑張れよ俺・・たとえばほら、例えばだけど、仕事とか・・・)


深澤真紀「自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術」

著者が上野千鶴子と対談してて、面白かったので。
こういうハウツー本って大体、役に立たないんだけど、まあ精神安定剤みたいなもんで。
著者の言葉ではないが「すぐに役立つ情報はすぐに役に立たなくなる」、てのを座右の銘として、私も心に置いてはいるのだけれども。


伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」

 「よくさあ、気づかれないでやる浮気はいいとか言う人いるでしょ。
  最後に戻ってきてくれればいいって。だけどあれ間違ってるよね。
  男と女でしょ、本気になったらみんな無様になるって。修羅場にもなる」


こうやって私は本から男女の機微を学ぼうと努力しているのです・・・
なんだかんだ言って、本読むのと映画見るのがいちばん脳内の振幅が大きいと思う。
しれっと本読んでるやつは、まったくもう何考えてんだか、
ほんと要注意である(いい意味でね)。
第135回芥川賞受賞作。


山本周五郎「青べか物語」

舞台が今住んでいる浦安なので。
とにかく人物描写が秀逸。古典が読み継がれるのには
やはりそれなりに意味がある。むかし現代文の読解問題に
出てきた一節に再会し、大変懐かしく読む。


絲山秋子「スモール・トーク」

一組の男女の恋愛憚を、クルマにまつわる連作で綴る。
著者自身も、フィアット・パンダやアルファを乗り継ぐクルマ好き。
クルマの魅力を官能レベルからテキストに変換する技術は
当代随一かも。営業マン時代に乗ってた、カローラバンの話も面白い。


【DVD】

「及川光博ワンマンショーツアー06/07 君こそスターだ!」

噂では聞いてたけど、すごいショーマンシップ。ここまでくるともう
「演芸」の領域である。「さあおいで!一緒に輝こう☆」とか
「俺ってムラムラ村の村長さんだよ?」とか叫んでて、こっちは画面に向かって
お茶吹いたが、客先には普っ通ーに受け入れられてるのがすごい。
北朝鮮のマスゲーム並に熱狂的に盛り上がってる。ええもん見せてもらいました。
そしてMCでのトークがエロ面白い。女子と下品な話をして引かれないのは、
僕もわりと得意なのですが・・・これが商売として成り立ってることが
うらやましい。いったい彼と僕の何が違うのかしら・・・(姿鏡を見ながら)
喉がちょい弱いのが、ミュージシャンとしてちょっとしんどいとこかな?


「世界最速のインディアン」

これはめちゃいい映画だと思う。必要にして十分なものが詰まっている映画。
昨今はなにかとマーケティングの作為が目立ちすぎる映画が多い中で、
鰹ダシだけで十分に味わい深い料理を頂いたような感じがした。おすすめです。


「少年メリケンサック」

んー、面白かったけど、ちょっとドタバタしすぎかな。
パンクロックのとらえ方ってこれでいいのか?と思い始めると、
もう見ていられなくなる。
僕のような、中途半端に音楽が好きな人はちょいつらいかも。


「TOKYO JOE マフィアを売った男」

実在の人物、ジョー・エトーの半ドキュメント。マフィアに至近距離で3発も撃たれながら、
奇跡的に生き残り、マフィアと腐敗権力を大量に刑務所送りにした人物の壮絶な半生を
元FBI、実弟などのインタビューを軸に描く。
音楽担当のハズマット・モディーンてバンドがかっこ良くて気になる。


「色即ぜねれいしょん」

詳細はこないだのブログにて。新宿シネマート。
東京にいると文化面の接触は確かに便利なのだが、家族との接触が・・・(涙)


「野良犬」

黒澤明作。やはり映画で一番大事なのはアイデアの面白さだ、と
再認識。若い頃の三船敏郎が男前。


「バーン・アフター・リーディング」

夏のロードショーを見逃してた、コーエン兄弟の最新作。
相変わらず人間の業の深さみたいなものに斬り込んでて、良くできてるが、
ちょっと後味悪すぎる。トレーラーとか一切観ずに
先入観無しで観た方が良かったかもしれない。


「マッドマックス」

もう何度観たことか・・・この映画といい、「フレンチ・コネクション」といい、
ガチのカースタントで、アドレナリンがドッパドッパに出る。映画館で観たい。
ちなみに「フレンチ・コネクション」の有名なカーチェイス(車線を逆走してチェイスする
シーン)は、本当の一般道の車線を、予告なしで本当に逆走して撮影したらしい。
つまり、映っている、逆走する車をあわててよけてクラクション鳴らしてる車は
たまたま通りかかった、善良な一市民って訳!ムッチャクチャだが、これでスリリングな絵が
撮れない訳が無い。マッドマックスもスタントマン2人死んでるし・・・
そういう意味では、いくら本物みたいに派手なアクションを、CGで「作れる」としても、
観ててオモシロいのはどっちよ?という話で。


「告発のとき」

イランに出征した息子が帰国後行方不明に。元・軍警察の父親が調べあげた事実とは・・・
「クラッシュ」「ミリオンダラー・ベイビー」のポール・ハギス監督作。
こういう自国の暗部を炙り出すような脚本に、予算が付くこと自体、まだ健全なことなのか。
それともそういうお国柄なのか。



【CD】

ハッチハッチェルバンド「クダラナの友3月号」
V.A.「色即ぜねれいしょん オリジナルサウンドトラック」

またやってしまった、プレイバックに収録したいがために、高いCDを大枚払って。
どっちもレンタルにないし。
でもやっとこれで、今年のプレイバックの目処が付きました(深い自己満足のため息)
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