スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
「菊名で落語を楽しむ会」総括
2013/02/05(Tue)
以下の文章は、席亭のてまり姐さんの1月28日のmixiの日記に
コメントとして書いたものに、加筆修正したものです。
「おまえこないだの落語のこと、どっこにも書いてへんやんけ」
と某乱坊さんからクレームが入ったので、自ブログに掲載致します。




先々週の26日に、約15年ぶりに人前で落語をしました。


マルクさんがmixiのつぶやきで「出来不出来は自分が一番良く分かっているはず」と書いてくれはったように、ダメなモノはダメとはっきり言ってくれる、落語大学の先輩方がいてこそ、自分のスタート位置が、よりはっきりした気がしています。

今回の舞台は0点でした。あんな内容でぬけぬけと知人を招待した自分を殺したいくらい、結果には自分でがっかりしています。
もともと、緊張しぃ、といいますか、人前で「あがる」たちなのですが、今回は特にひどかった。
舞台に上がって、ものの10秒で口の中が完全にカラッカラになり、ロレツがまわる以前の発音になり、相当聴いている方は違和感あったと思います。そういうことを考えるとちょっとしたパニックになり、せっかく用意したマクラは1/4近くとばすわ、ネタは噛むわ忘れるわ詰まるわ、まったくもってどうしようもないまま最後まで行った感じです。
まあそこかしこで小規模な笑いはあり、小学生の子が笑ってお茶吹いたりしてたので、まあ断片的に面白さは伝わったのかな、と思える事はあるにはありましたが、個人的には自分で仕込んだ爆薬が全部しけって火がつかないまま、舞台を降りたという認識です。

てまりさんや友人のjack君から撮影した動画をもらい、自宅で見返しましたが、やっぱダメでした。
一緒にしばらく見てた平蔵が「・・・スカ笑いだね」といみじくも言ったのが、もっとも的を得ている。
観に来てくれたオトナの皆さんは皆気を使ったコメントをしてくれてまして、気を使わせてるのが本当に申し訳ない。てまりさんの日記では、文章のはしばしに、私への過剰な評価と期待をこめて頂いてて、読むたび金玉が音を立てて収縮します。あらゆる面で何故か物凄く好意的に接してくださるてまりさんには、今後一生足を向けて寝られず、お尻かちんこを向けて寝てやろうと思っています。え?伏せ字?しませんよそんなもん。

が。

賽は投げられたというか、ここでスタート切らないと絶対後悔する、というか、落語にかかわった意味がなくなるわ、と、今は、ゲーセンでポケットに残った、最後の100円玉を放り込んだ気分です。以下は今回の自分の不甲斐なさを100%棚に上げて言います。

私は、アマチュア落語家が、落語好きに向かって落語している、この割とクローズドな世界が腹立ってしょうがないんです。物議を醸すのを承知で書きますが。

この半年、割とあっちこっちで社会人落語を見てきましたが、落語に興味がない人をも引きずりこむような努力をもっともっとして欲しいのに、少ない需要を満たす事で満足してるように思えて、勿体なく思えてしょうがないんです。じゃあお前がどんだけの事ができるねん、なんかやってるのか、知人がいっぱいの最高のシチュエーションでそれだけの舞台しか出来ない君に何が言えるの?と言われたら、二の句が告げない現状が、手首でも切りたいくらい悔しいですが、今の思いを決して忘れず、落語を続けてみたいと思ってます。

文楽や歌舞伎のように、好事家のオモチャにされたら最後、文化としての鮮度は絶対スポイルされます。現実そうなってると思います。伝統芸ではなく、未来に通用するエンターテイメントとして残す気概がどれだけあるのか。
正直に言うと、そういう危機感に対して自分のスキルが全く追いつかない事に絶望し、私は落語をやる事をあきらめてました。逃げていたんです。ほとんど聴いても居ませんでした。発想の面白さではあまり人に引けをとらない自信があるのですが、落語を演じるスキルに関してはからきし自信がなく、ネット上でそこそこ面白い事を書いては悦に入り、自分で自分を甘やかしていました。

でも今回、ひょんなことから機会を頂き、改めて落語に接してみた事で、もう逃げられないな、と思っています。なんせもう42才です。残りの人生でやれることなんて、たかが知れてると思いますが、やれる事をやります。別に古典にこだわってもいません。正座して一人で物語を伝える笑いの芸に少しでも寄与できたらなと真剣に思っています。
ここまで発奮させてくれたてまりさん、まあちゃん、舞歌さん、気を使って司会で前説をして下さった笑鬼さん、やん愚さん、そして今回の寄席に出る事を決断させて下さった来舞さん、乱坊さん茂八さん圓九さん。そしてそれぞれのフィールドで戦っている後輩たち。わざわざ菊名まで足を運んでくれた友人たち。皆さん全員のおかげで、グラブをはめ、リングにもう一度立つ気になりました。今後ともよろしくお願いします。

切に、切に。

この記事のURL | 落語 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
<<02/07のツイートまとめ | メイン | 02/04のツイートまとめ>>
コメント
- お疲れさま -
落語を演じるスキルだが、
アガってネタをとちない程度のスキルでよい。
ようは「慣れ」であって、舞台数が増えれば大丈夫。

落語を演じるスキルなんて瑣末なことより、
なんと言っても、君の発想の面白さを特筆大書したい。
いま君が危惧している、クローズドな世界を打破する
戦士として十分に戦えるだけのすごいモノを、
君は持っている。
気概だけでなく、未来に残るエンターテイメントとしての
落語を、君は本当に確立できるのではと思えてならない。

発想の面白さもなく、落語スキルも決して高くない僕は、
いつのまにか古典落語の暗誦ロボットになりさがり、
単にきっちり喋るだけの落語だと、大阪では無能扱いだ。
それでもどう改善していいかわからず、旧態依然のまま・・・
才能がないとは、こういうことを言うのだ。

しかし、君には才能があるので、今後に大いに期待する。
遠くから見ていることしかできないが、
ひたすら健闘を祈っている。
2013/02/07 15:57  | URL | 関大亭茂八 #-[ 編集]
-  -
茂八さん

いつもいつも、応援して下さり、ありがとうございます。
ものすごく、偉そうなことばっかり書いてすみません。わたしはとやかく言う資格は全く無いのですが、下手なりにオモローを追求し続けてみたいとぼんやり思っています。
「王さまは裸だ」と言った子どものような、数世紀に渡ってキリスト教の宗主国のイギリスで「俺はアンチキリストだぜ」と言い放ったピストルズのような、ドクンッと血が脈動するような舞台をいつかは出来たらいいなと思ってます。
2013/02/07 23:39  | URL | まめぞう #-[ 編集]
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://mamenov.blog64.fc2.com/tb.php/1240-a5d9e9cf

| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。