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まんこわと私(3)
2013/10/24(Thu)
2012年8月26日。
菊名の寄席、2回目を観に行きました。

関大亭笑鬼「ちりとてちん」
浪漫亭来舞「恐妻」
若木家元翁「阿武松」

-その時は良く知らなかったのだが、元翁さんという方は
 関東の社会人落語ではえらい重鎮らしい。そんな人をさらっと
 呼んでくる席亭のてまりさんのお陰で、この全5回の菊名寄席で、
 私は春木さん、舞歌さん、小遊さん、無眠さん、傳右衛門さんといった
 今でもお付き合いさせて頂いている方々と初めて出会うことになります。
 今から思うと、この1年5回限りでやっておられた「菊名で落語を
 楽しむ会」から、社会人落語に親しんだ事は、自分にとって凄く
 有益だったと思ってます。
 なぜかというと、特定メンバーの会だと、それはそれで良いのですが
 どうしてもカラーが固まってしまう。
 最初なので、いろんな人のいろんな落語を見られた事は大変に大きかったのです。

菊名の2回目を聴いて、自分の中で、「俺もちょっとやってみたいな」
という想いが出てきましたが、それに当然付随する苦労に、まだ私は
しり込みしていました。

その日の打ち上げで、来舞さんはやはり、僕に落語をする事を迫りました。
まわりのみんなも「わーわーやれやれ」と無責任にも囃したててくる。お前ら殺すぞ。
それでも曖昧な顔をして、返事を渋っていると、来舞さんの顔から笑顔が消えていました。

「豆蔵、君は落語大学のOBなんだから落語をやりなさい。やりなさい。やりなさい。
 俺も最初は渋ってたけど、いざやり始めると他の事にも絶対いい影響が出る。いいからやりなさい」

来舞さんの真剣な話を僕は呆けたような顔をして聞いていました。
何となく、最終電車がホームに来て、発車のベルが鳴り、ドアが
閉まりかけているように思えました。
いま乗らないと、もう2度とこの、ええとこ連れてってくれる
電車は来ないかもしれない。


「わかりました、やります」


気がつくとそう返事していました。



えらいことになったなあ、と放心してビールを飲んでいると、てまり姐さんが
にやにやしながら聞いてきました。

「まめぞう、あんたがんばりやー。で、ネタは何すんの。」

「えっと・・・阿弥陀池で。」



この、あまりにも安直なネタ選びが、その後1年以上
自分を苦しめることになります。(つづく)


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