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まんこわと私(4)
2013/10/26(Sat)
1994年初旬の卒業公演で「阿弥陀池」を演り、「面白かった」という評価を
受けて卒業し、卒業したその年に、何度か関大前などでその阿弥陀池をやった時は
引退公演以上に大ウケ・・・と、「阿弥陀池」は長い間、自分自身の心の拠り所
でした。なので、てまり姐さんから「ネタは何する」と聞かれた時、他に選択肢
はありませんでした。まあ、5ヶ月あるし、なんとかなるだろう・・・

この「なんとかなるだろう」が、全く何ともならなかったのが、翌年1月。
満を持して出演させて頂いた「菊名で落語を楽しむ会」最終回です。

もちろん、私は今回の池田に比べ、勝らずとも劣らないほどネタを繰り、ネタを入れ替え
リフレッシュした、自分としては最新型のネタで挑んだつもりでした。

事前からツイッターやミクシィで大騒ぎし、会社の同僚や古い友人も、合わせて
20人以上が菊名に押しかけてくれ、客席は「楽しむ会」で最多の集客数だったと思います。

阿弥陀池 豆蔵
代書屋  やん愚
子は鎹  笑鬼

まあ最後まで高座をどうにか努めましたが、自分としては最悪の出来でした。
局地的に小規模な笑いはあったものの、あとでビデオを観返していると、平蔵ちゃんから
「スカ笑いだね」と言われ、観に来てくれた気の置けない会社の後輩からは
「よくあんなので人を呼びましたね」と(本当)。全部当っているので何も言えません。
でも時々、そうやって言いにくい事を言ってくれる人が居たので助かった面はあります。

その後何回か寄席に出して頂き、阿弥陀池をかけましたが、まあかなり改善はした
ものの、「よっしゃこれでいける」と自分で確信を持てる所には正直至りませんでした。
そんな私に、コンスタントに出番を与えてくれた舞歌さん、てまり姐さん、そして
楽語の会の無眠さんにはたぶん、死ぬまで頭が上がらないと思います。
社会人落語に参加し始めたはいいものの、どうにもしっくりこないまま
半年以上が経過していました。

私は内心、かなり焦っていました。学生時代、「大喜利では面白いけど、落語は大して
面白くない豆蔵さん」を脱却するため、起死回生で挑んでそれなりの成果を得た「阿弥陀池」
が、今や私に重荷になっていました。重荷になっていることに気付いているのに、過去
のちっぽけな成功体験が私を縛っていました。このまま行くと今度は「打ち上げや
ミクシィでは面白いのに、実際の落語は大して面白くない豆蔵」で終わってしまう。
どうにかせんと。

4月、阿弥陀池では一番上出来で終わった、元住吉のワインバー寄席。ふう、何とか
なったな、という消極的な自己満足と共に「このネタはもう置いとこう」とやっと
思えるようになっていました。「このネタじゃないとダメなんだ」という幻想から、やっと
脱出できた瞬間でもあったのです。
すると、いつも絶妙なタイミングで私を追い込んでくるてまり姐さん(この人については
後で詳述します)が「そういやあんた、池田はどうすんの」と聞いてきました。
私はその時、まったく勝算も打算もなく返事しました。

「まんこわで応募します」  (つづく)
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