スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
寄席点描(140222第4回はらはら寄席)~「遺言とわたし」添え~
2014/02/23(Sun)
昨22日、「第4回はらはら寄席」に出演させて頂きました。

場所:北加瀬原町公会堂(元住吉)

番組:鷺取り   舞歌
   初音の鼓  さえの助
   花筏    笑吉

   歌     操 (g.靖)*舞歌さんの旦那さん
   遺言    豆蔵
   船徳    風林火山

てまりさん、まあちゃん、それに大阪から応援団OBの大林君が駆けつけてくれました。
大林君、来京の予定があったとはいえ、わざわざ来てくれてありがとう。

舞歌さん、主催者の息子の嫁?の立場で、マクラで美人キャラアピール、客席を和ませます。ネタは前からやってはるだけあって落ち着いたもの、でもサギで飛んでくところが壊れてて、わたし客席の最後席で爆笑しました。オリジナルのオチがブラックで、私大好きです。舞歌さんの声は、ほわんと放射状に広がる声なので、遠赤外線ヒーターのようにお客さんが温まってるのが見えました。

さえの助さん、千葉決勝出場のネタをひっさげ登場。この方の自己紹介というかマクラは、いつも堂々としててホント気持ちがいいです。ネタは千葉そのまんまか?と思いきや、道具屋のあつかうインチキ商品に、旬の佐村河内守ネタを実装。やられた!それ、おもしれー!時事ネタの織り込み方がスマート。すぐに「道具屋」覚えてパクリたくなりました。

笑吉さん、いつもながらの、絵巻物をじっくり見ながらスクロールしていくような古典絵巻。花筏は僕も大好きなネタなので、ほんと堪能しました。いつの日にか僕も笑吉さんみたいにキッチリできるようになりたいなあ(ここで周囲から失笑)。でもスパーンと笑い取るタイミングとか実にシャープで、いつも戦慄します。

操さん。前々回にまあちゃんが歌で出演したのがすごく好評で、「また歌やってほしい」とリクエストがあったそうで、「蘇州夜曲」「東京ブギウギ」「ヴァケーション」など。歌詞カード配ってみんなで合唱。これはすごく良かったと思います。60~70代のおばちゃんが多く、選曲の妙を感じました。きっすいで観たブギウギさんを思い出しました。

そして私。ネタおろしの「遺言」。出来はともかく、はらはらに出演させて頂くのは2回目で、しかも歌でお客さんが軽く興奮した後でもあり、めっちゃやりやすかったです。(やりやすくてアレかよ、みたいなご批判は別室で伺いますので・・)遺言については、後でもう少し書かせて下さい。

トリ、風林火山さん。おっそろしく面白かったです。この方と同時代に社会人落語をやらせてもらえるのはホントに幸運だ、と最近思います。すごくこっけいなゆるキャラの着ぐるみをはいだら最新のお笑い理論と様々なプロの演じ方をすべて咀嚼した上でご自分の演出としてアウトプットしているターミネーター、でも燃料は熱燗と「わかば」、みたいな唯一無二の「船徳」でした。

前半3題、中入り休憩後、音曲があってまた2題、という構成が、おそらく寄席の尺としては理想的で、学生時代の学外公演「すねかじり寄席」の構成も5席をベストとしていたのを思い出しました。主客一体となった雰囲気の維持が一番やりやすいのかもしれません。プロデュースされてる横川夫妻(舞歌さん夫婦)の慧眼でしょう。



つーことで今回、こないだまで延々とやり続けてた「饅頭怖い」を一旦終わらせ、と言うと聞こえがいいですが、実は「饅頭怖い」をネタおろししたのが前回のはらはら寄席だったので、改めて饅頭怖がってみました、という訳にも行かず、今回の寄席に向けて、12月初旬に決めました。社会人落語やり始めて、まったく過去に手をつけた事がないネタをやるのは初めての事でした。寄席まで、3ヶ月弱。しかも「前座噺の会」や「中日寄席」に「マンコワ(こう書くとロシア人ぽい」で出演させていただく準備をしながらの並行作業だったので、元よりキャパ激狭のわたくしには、大変な毎日でございました。

「マンコワ(こう書くとロシア人ぽい」でオリジナルのくすぐりテンコ盛りなことをやったので、その延長線上でも良かったのですが、「人物造形で笑いを取る」方をちょっと勉強せなあかんのちゃうか、と思い、今回は割とネタ選びで悩んだあげく、この「キャラクター図鑑」みたいなネタを選びました。
ネタ帳が無かったので、実はyoutubeに上がっている落語大学の先輩の花の家こまちさんの「遺言」(福井「ちりとてちん杯」)を聴きながら、ただそのままではなく、自分の口調に合うよう、アレンジしながらテキストを起こす、と言う作業をまずやりました。

マンコワ(こう書くと・・もうええちゅうねん)で二十数か所クスグリを放り込みましたが、遺言ではそれは数箇所に封印。実際いじりにくいのと、出て来る人物が元々面白いのとで、そういった笑いは今回あんまり追求してないです。
実際の人物ですが、やる前は「雀のお松」がとにかく不安でした。女の人をやるの初めてだったからです。お客さんの目にどう映ったのかは分かりませんが、まあやってて楽しかったです。割と女成分多い気がするし。見た目こんなんですけどねってやかましいわ!

本番。マクラで本編の登場人物につながるよう、「年寄りのお医者さんの注射」「電車で同席したうるさいおばちゃん」てな内容をいちおう、伏線で投入。意味があったのだろうか。
本編はまだビデオ観てないので良く分かりませんが、一応ネタの面白いところでは笑ってもらってたように思います。ありがたい。「おさよ!おさよ!」の繰り返しんとこで、前の方に居てはったおばちゃんが「奥さん実はもう亡くなってはるんちゃうか」みたいな事をヒソヒソ言うてはるのが、逆にこっちが面白かったです。いちばん心配してた「サゲが薄いんでは」というのも、予想以上にワッと笑ってくれはったのでビックリでした。
ただ、まだやっと一通り人前で何とかかんとかやりましたって感じで、まったくもってまだ何も、「やり遂げた感」がないのでもう少し継続してかけてみます。きっとまだ何もやり遂げていないのでしょう。

次のネタを仕込みますが、またちょっと趣向を変えます。ちょっとアイデア思いついたので創作やってみるかもです。いやしかしその前に・・悩ましい。でもいちばん楽しい悩ましさです。またネタ憶える苦労があるのかと思うとゲンナリですが、100倍補って余りあるカタルシス。しばらくやめられそうにないです。いつまでたってもマトモな事は一切出来ませんが、皆様どうぞよろしくお付き合い下さい。


                 おわり。

この記事のURL | 落語 | CM(5) | TB(0) | ▲ top
<<02/24のツイートまとめ | メイン | 02/22のツイートまとめ>>
コメント
- 昨日はお疲れ様でした -
昨日は、お疲れ様でした。
打ち上げもお陰様でとても楽しかったです。
打ち上げでも申し上げましたが、
まめぞうさんのようなマクラをふれるようになることが、
私の目標です。
本編でも、見事に、幾人のキャラクターを演じ分けられ、
それぞれのキャラクターが際立って、
単調な構成の噺ですが、飽きることなく楽しめました。
歌の後に、落語の雰囲気にもっていくのは、
とても力のいることだと思います。
寄席の流れをトリに持っていく、とても重要なポジションを
見事にこなされていたと思います。
また、ご一緒させていただくことを楽しみにしております。
2014/02/23 20:46  | URL | 笑吉 #-[ 編集]
-  -
笑吉さん、コメントと過分なお褒めのコトバ、ありがとうございます!きのうはお疲れ様でした。ありがとうございました。いつもながら、安定した素晴らしい高座で、感心して観てました。
私のようなマクラなんて、とんでもないです。グダグダしてて長いし。笑吉さんはスッと落語の世界に入れるし、いつも必要十分なマクラ振っておられますよ。
でもまあ、いろいろな演者がいて面白いのは確かなんで、これからもよろしくお願いします!
2014/02/23 22:49  | URL | まめぞう #-[ 編集]
-  -
ほんま、よかった。うん。
私的には、いままでで一番よかってん。
2014/02/24 00:00  | URL | ま、いっかー #-[ 編集]
- 見事のひと言! -
お疲れ様でした!
マクラを聞いた瞬間、というか第一声を聞いたあとでもう、このあとできないよー、と怯ませる腕力すごいです!
でもすぐあとで、客席が炊きたてでありがたかったです!
豆さんの高座と噺への取り組みは文楽をK点越えしてると
確信を持ちました。ハートは文楽も及びません。
聞いている間は気づかないマクラの仕込みと伏線、
アクシデントも逆手にとるように見えて計算された
テクニック、そして冒頭のとてつもない訪問者の元気良い
訪問、これは江戸噺には絶対ないけど、どこを切っても
豆さん節で、生煮えおじやみたいな自分を激しく総括しております。。
また共演させてください!競演できるよう磨きます!
2014/02/24 00:18  | URL | 風林火山 #ED7vNPLs[ 編集]
-  -
土曜日はお疲れさまでした。

佐村河内は、正直なところわかってもらえるかどうか自信なかったです。おじいちゃん、おばあちゃんにがあのニュースを思い出してくれるだろうか、思い出したら今度は逆に落語の世界を壊してしまうんじゃないか・・・とずいぶん迷いました。それでもやっぱり入れたのは、これ聞いた瞬間に豆さんや先輩の頭の中には、あの小遊さんの素晴らしい「指示書」が浮かんでくるだろう、そしたら笑ってくれるんじゃないかと思ったからです。一か八かの賭けでした。

「遺言」は「天狗裁き」と同じく、途中でサゲが予想できてしまうという構造的難しさのある噺ですね。でも、そこを軽々とクリアして、人物造形であれだけ笑いを取れるってほんとずごいです。

雀のお松は、誰か特定の人をイメージしながら作りましたか?私はあの噺をもしドラマ化するんだったらお松はキムラ緑子さんにやらせてみたいなあと思いながら聞いていました。これからまた色んな箇所に磨きをかけて、「遺言」がどんどん面白くなっていくことを期待しています!
2014/02/24 12:28  | URL | さえ #-[ 編集]
コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://mamenov.blog64.fc2.com/tb.php/1574-b611d11c

| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。