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第6回社会人落語日本一決定戦
2014/10/07(Tue)
台風が過ぎ去り、妙に静かな夜ですが、私も妙にまだ痺れたようで、ほわんほわんしてます。

夕べ久々に、5時間連続して寝ることができ、今もなお、めっちゃ眠いです。

今回、2回目の挑戦の池田で、決勝戦に進出させて頂くという、身に余る機会を与えて頂くことができました。ひとえに皆様のお蔭です。本当に、本当にありがとうございました。

昨年の1月、約20年ぶりに、昔取った杵柄で…のつもりで参加した、社会人落語の世界。よく考えると昔、ろくな杵柄が取れておらず、その余りのスキルの低さに大沈没した復帰の舞台以来、それでも、皆様とのご縁とご支援で、様々な舞台に出演させて頂く経験を積ませて頂きました。それこそダダ滑りの舞台も幾度となく経験し、その帰り道、公園のベンチでひとり泣いた事も一度ならずありましたが。今回は、報われた、ありがたいな、と素直に嬉しいです。

今回やった「遺言」は、去年の池田の後からですから、それこそ準備を含め1年やってたことになります。なっげー。さっき勘定すると、池田の決勝で、高座にかけるのは10回目でした。それこそ耳タコで、周りの人は「また遺言かよ」とお思いやったと思いますが、とにかく私はネタ覚えも悪いしテクニカルな表現が苦手だし、すぐ勢いと思い付きのギャグで逃げ切ろうとする性癖は自分で分かっているので、1年かけて積めるだけ積もう、と腹を括ったところは正直ありました。そうでもしないと、全国から集まってくる猛者たちに肩を並べるなんて正直出来ないだろうと。今年、6月の4連戦以降、高座の予定があまりなかったのをいいことに、12月にネタおろしをする予定の次のネタの準備と、池田向け10分の遺言の取り組み、そのふたつで夏を過ごしました。高座がないとつまらないな、と思ったりもしましたが「豆蔵、それは神様が与えてくれた時間だよ」と言われたこともあり、きっとそうなんだ、だから有効に使うべきなんだ、と自分に言い聞かせる日々。

元々、面白いネタだし、1年前からさんざんやってるんだから…と思っていましたが、いざ10分に縮めてやり始めると、いかに自分が無駄で冗長なコトバに時間を費やしているんだろうとか、会話なんだから感情はリニアにつながっているはずなのに、それを自分がいかに適当にぶった切ってやっていたかとか、気づくことは毎回ありました。
それと、学生時代、一生懸命教えられた通りにやって、それができず怒られ、練習してもまた出来ずで評価されず、といった悪循環によくはまっていたので、ズルい大人の私は「やれないんだったら、もう自分のやれる方法に変えちゃう」という方法を、実は良く取ってます。例えば「遺言」では、おじいさんが、たばこを吸いながら親父の臨終の場面を語り始めるが、何回も同じことばかり言うのでしまいに主人公がキレる、というシーンがあります。この場面、このネタのエキスパートであります、猿之助さんに、GWに細かく稽古をつけてもらったのですが、猿さんはとにかくテクニカルにセリフのピッチや所作とのシンクロを微妙に変化をつけられるのを、どうやったってうまくいかない。あまりに不器用な自分に腹立ててたのですが、もうしまいに、たばこを吸わずに詰めてばっかりするもんだから、吸ってむせてしまい「…詰め過ぎてる…」「あんたが詰めたんやっっ!!」というコントっぽい展開にごっそりすげ替えました。いやはや、にんともかんとも。そういうズルさだけ上手になっても、たぶんそれがまた壁になって立ちはだかることは分かっているのですが。

いろいろやってて、消化できないうちに次の課題が降ってきたりするし、ちょっと別に取り組んでいる事とかもあり、お盆以降くらいから、かなり精神状態的にはおかしくなってました。その頃から直前にかけて、やつあたりの犠牲になってくれたり、話を聞いてもらった人には本当に頭が上がりません。実はそういうことをかなりやってる甘えっ子です。

予選は本当に緊張しました。余裕をもって2時間前に食べた昼食を吐きました。本番では久々に口の中が本当に完全にカラカラになり、ミイラのようになりました。でも知った方が何人も客席にいて下さり、笑い声にずいぶん助けて頂きました。しかし、ほんとに緊張してやってたので、会場の反応がいまいち掴めてなくて、自分ではかなり不出来な印象で、「こりゃダメだな」と思いながらも、まあやるだけやったわいな、と。

それと、ちょっとええ子ちゃんな事もしてて。
私の出番は後の方だったので、自分の出る会場は自分で盛り上げよう、と思い、前半はお客になって、ずっと同会場の方々を笑い声で盛り上げました。寄席で自分だけがウケて本選に進めれば、と考えるのもムシがいい話だよな、とも思ったし、某名人に教えて頂いたタイガー・ウッズの「ライバルの成功を願う事が自分の成功につながる」という逸話を信じたかったのもあり。だから他会場の知り合いをまったく応援に行ってない薄情者です。ほんまにすいません・・・。

決勝は、実は予選より、はるかに楽しくやれました。入場の時、客席のあちこちから声をかけて頂いたのが本当に嬉しかったです。

ああ、味方や、味方が居る、味方がこんなに居てはるわ、と。

皆さんのお力で、というのはだから本当です。だから思いっきりやれました。もう全部出し切ってて、これがセックスだったら腎虚で死ぬわ俺、みたいな感じで。だからもう、まったく悔いは残ってません。あの時点での、私のすべてがあれだったので。

「焦らずにじっくりやったらいいよ」と言ってくれる人がありますが、落語に関してはものすごい焦燥感が自分を衝き動かしています。別に記録に残らなくったっていい、仕事や家庭の事情で急に落語ができなくなったり、あしたポックリ逝ったとしても悔いが残らないようにしたい。割とそういう「もう後がない」っていう気持ちでやってます。


 「死ぬまで全力でやれば、
  好きになってくれなくても、
  なんかがんばってたなって
  言ってもらえるかもしれないじゃないか」

    - アンガス・ヤング (AC/DC)


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コメント
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何か感動で涙が出た!豆ちゃん好きやで
2014/10/07 18:32  | URL | きよきよ #-[ 編集]
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豆さんと共に戦えてよかった。ありがとう。

決勝戦の舞台、キラッキラ輝いてたよ!
2014/10/07 21:01  | URL | さえ #-[ 編集]
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きよきよさん:社会人落語応援団長のきよきよさんにそう言って頂けると、感無量です!これからも不必要なまでに周囲をアジって巻き込んでいきたいと思います!

さえさん:一緒に参戦できたことは、ほんとに楽しかった!いつもいろいろほんとにありがとう!来年はあなたが、壇上から吠えてちょうだい!!
2014/10/07 23:07  | URL | まめぞう #-[ 編集]
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豆さん、やっぱりカッコいいよ🎉
時々豆さんのmixi上の言葉、モレスキンノートに書きとって枕元に置いてます✨あなたは私の大きな南十字星です⭐️
2014/10/07 23:50  | URL | 活砲偽 #-[ 編集]
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予選ではライバルだった仲間達が、次の日に この上ない味方になってくれる!!思い出すだけでも涙がこぼれそう!
2014/10/08 02:40  | URL | ナルねぇ #IPjhD9aw[ 編集]
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活砲偽さん:勿体ないお言葉!!アグレッシブさでは到底、活姐の足元に及びません!それと枕元のスキンが何ですって?(おい台無しだよ)これからも、一緒に社会人落語を盛り上げて行きましょうね!

ナルねぇ:今回の池田で一番印象に残ってるのはほんと、決勝で入場する時に客席中からもらった声援なんですよね。もう死んでもいいと思いました。死なないけど。これからも応援お願いします!
2014/10/08 07:23  | URL | まめぞう #-[ 編集]
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