本谷有希子 「生きてるだけで、愛。」
2007/03/14(Wed)
前々から本谷有希子には注目していたが、ううーむ。
この最新作「生きてるだけで、愛。」の切れ味はなんなんだ。
すげえ。

このエキセントリックな物語を通じて、つきつけられるのは
男女の恋愛関係の、どうしようもなさ、である。
主人公の女は、もう、マジでどうしようもない女なのだが、
さらに、恋人に向かって言い放つ。

「振り回すから。お願いだから楽しないでよ」

愛とは相手を受け容れることだ、とはよく言ったものである。

中途半端な成長物語に仕立て上げず、恋愛感情のコアな部分に
フォーカスしたのが成功してます。
おすすめです。第135回芥川賞候補作。

写真を拝借しようとしてAmazonの本作のレビューページを見たら、
すごくいいこと書いてあったので、勝手に拝借。すいません。

世界の中心で愛を叫ぼうが。
今会いに来られようが。
そんな事は道端の小石程に価値が無いのです。
この腐った世の中で
僕らのような腐った男と女が
腐りきった恋愛を繰り返す。
それだけの事だ。


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コメント
- はじめまして -
こんにちは!また、遊びに来ますね。
2008/11/26 01:53  | URL | さきちゃん #-[ 編集]
-  -
さきさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
というか、少し気になっているのですが
どちらのサキさんでしょうか。
僕の知り合いでサキさんって人は
スケバン刑事の麻宮サキくらいなのですが。
2008/11/26 23:16  | URL | まめぞう #-[ 編集]
-  -
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
2010/12/03 15:51  | URL | 藍色 #-[ 編集]
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